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自己組織化単分子膜(SAM)その1:SAMとは

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2018/05/24



固体基板表面へ物理・化学吸着した有機分子が分子間の相互作用によって自発的に集合し、配向の揃った薄膜(層)が形成されることがあります。
なかでも吸着分子膜の膜厚が1分子の場合、すなわち単分子膜が形成される場合は自己組織化単分子膜(Self Assembled Monolayers、略してSAM)と呼ばれます。

液相堆積または気相蒸着によるSAM形成を可能とする主な分子としてはシランが挙げられます。
一般的によく用いられるのはクロロシランやアルコキシシランで、基板上に堆積すると化学(オキサン)結合を形成して表面を恒久的に修飾します。

シラン化合物自己組織化を利用したSAM形成処理には、一般的な薄膜蒸着法と比べて次のような特長があります。
1.分子の自己組織化における表面選択性はシラン化合物のアンカー基(クロロ基またはアルコキシ基)と標的基材表面との相互作用により決定づけられます。
2.単分子層は自己終端化により形成されるもので、SAMの膜厚はオングストロームスケールで精密制御されます。
3.Gelest社が提供する有機シラン化合物は化学構造に幅広い可変性を有しています。
  例えば有機電子デバイスにおける電荷の蓄積から転送に至るまでの機能性をSAMに付与できます。
4.いくつかの官能基を有するシランを同時に用いて混合SAMを形成することで、特性をさらに付加することも可能です。

SAMに関する製品につきましては、Gelestアプリケーション「Self Assembled Monolayers」を参照下さい。
ご質問やお見積もりのご依頼などございましたら、弊社お問合せフォームよりご連絡ください。

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