カップリング剤

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2019/04/26



カップリング剤は性質の異なる材料、主には無機材料と有機材料を結合させる化合物です。
有機材料に反応する官能基と無機材料に反応する官能基を同一分子内に持つことができる有機シランはカップリング剤としてに非常に優れています。

有機材料と結合する官能基にはアミノ基、エポキシ基、アクリレート基、メタクリレート基、メルカプト基、ビニル基などがあり、これらはシランに容易に組み込むことができます。
無機材料との親和性はケイ素原子に結合するアルコキシ基など加水分解性基によるものです。
加水分解されてシラノール基(Si-OH結合)を生じ、このシラノール基が他のシラノール基と縮合反応すると共にシリカなど無機材料表面にある水酸基とも縮合反応して安定なシロキサン結合(Si-O-M)を形成します。
アルミニウム、ジルコニウム、スズ、チタン、ニッケルなど金属表面の水酸基ともシランカップリング剤は結合します。

このように、複合材料開発においてはカップリング剤を介することで各材料特性が発揮でき、顕著な向上効果も得られます。
ガラス繊維強化エポキシ樹脂やフェノール樹脂など熱硬化性や熱可塑性を持つポリマー系充填剤として、また、ゴムのフィラー処理ならびにポリオレフィンなどを重合するビニルシラン架橋剤として、さらには生体適合性材料開発など新分野でもカップリング剤の用途と可能性は広がっています。

以上のカップリングに関する製品につきましては、Gelestアプリケーション「Coupling Agents」を参照下さい。
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